こんばんは皆の者。
最近、師範には表も裏も無いのであるが、
唐突にきた、FORCE os3.0.5アップデートじゃ!
噂では過去にリニア編集モードのベータテスターを募集しておると聞いたが、
まさか随分日を経た今日に、突然アップデートで現実になるとは。
てっきりAKAI FORCE 2を買わされるものと思っておった。
FORCE os 3.0.5
今回は3.0.4から3.0.5へのアップデートなのじゃが、
体感的にこれはos4、いやos30.5の間違いでは?と思うレベルじゃ。
しばらくアップデート画面と向き合ったのち。。
いつものプロジェクトを立ち上げ、メニューを開くと。。。
あった!アレンジャーモード!
ポチッと押すと。。
恐ろしいほどの高精細ディスプレイに、ちっこい、しかし完全なるDAWの画面が!
Arranger
DAW同様、録音、オートメーション、midi編集、コピペ、なんでも出来るパソコン同様のインターフェース。
個人的にはディスプレイのサイズ感的にroland FANTOM-Gに憧れていた頃を思い出した。
本体ツマミで画面の拡大縮小も簡単にでき、オーディオの編集も波形で直接行える。
midi編集もDAWのそれじゃ。
しかし!ここまで詳しくエディット出来るようになると、やや画面が小さく、タッチが反応しにくく感じる。。。
正直、ノンストレスでmidi編集は今現在は辛いかもしれん。
ただし、シフト押しながらコピペやデリートを範囲指定してまとめて行うと、マウスでポチポチするのより身体が慣れたら早いかもしれん。
この辺りはmaschine+のmidi編集はタッチパネルではないものの、ツマミでmidiノートを選択してナッジやコピペがショートカットで手早く出来るため、早く楽に感じる。
FORCEも物理ボタンに振り分けられるようになると、またmidi編集時に上下に画面が拡大出来ればやりやすくなりそうじゃ。3.0.6に期待したい!
しかしそんなことを差し置いてもこれは素晴らしい。
師範はかねがね、トラックメイク機材もいいがMTRの高性能ハードウェアが出ないかと期待しておったが(TASCAM dp-24 SD以降マトモなものは出ていない、あれも純然たる録音編集のみじゃが。。。)
まさか手元のFORCEがリニア編集のパワフルなハードウェアに変貌するとは!
maschine+が品切れでうかうかしておる間に、無料アップデートでableton そっくりになってきたFORCEを購入する者も多いのではないじゃろうか。
これも我々のような機材フリークにはかなり大きなアップデートじゃ!
マルチ録音できぬなら、それならばとmidiをスパゲティのように繋ぎまくりたい師範にとって、midiも端子の数とチャンネル数で限りがある上、ルーティングが面倒くさくなってくる。
しかし!USBポートに接続したUSBハブから、USB-MIDI接続したたくさんの機材を、それぞれ機材ごとに(midiチャンネルでの制御でなく)トラックを割り振れるのは非常に魅力じゃ!
midiはFORCEへの負荷も少ないし、集めたアナログシンセやらグループボックスやらなんでも繋いで同期させられる。
これでUSB-AUDIOも可能にしてくれれば、アカイに感謝状を送りたい。期待しておるぞアカイ!
あとはコレじゃな。
abletonを長年使っておるがマンネリしてきたり、パソコンをポチポチするのかストレスになる師範のような我儘な者たちにとって、ハードウェアabletonとしてのFORCE
とは、非常に魅力であった。
しかし例えばabletonで組んだプロジェクトをFORCEでライブしたいなどの時には、パラでオーディオ出力して取り込むような作業が必要であった。
ただ今回のアップデートにより、驚くべきことにabletonのプロジェクトを丸々全てFORCEにインポートできるのじゃ!
(もちろん外部プラグインシンセなどは無理じゃが)
なんとabletonのドラムラック、インパルス、サンプラー&シンプラーもそのまま設定含めて放り込める。
アイデアに詰まったらハードウェアでジャムする、という使い方もいいかも知れん。
贅沢な使い方じゃな。
まとめ
どうだったじゃろうか。
唐突に、しかも無料で提供されるFORCE os3.0.5。
これを理由にFORCEを購入するのも十分アリじゃろう。
これはmaschine+にも言えることじゃが、パソコンが苦手で、DAWに挫折して、曲作りしたいがこれからDAWの購入を考えている、という初心者にもかなりお勧めできる機材じゃ。
なによりハードウェアの良さは、ボタンや機能をマスターすれば手足のように使えて作業効率が高いことじゃな。
没入感も、音楽をしている、という点でもDAWより優れる。
ここまでくると、maschine+でジャムして、FORCEに録音してトラックを仕上げる。。。
いや、そこまでするならDAWでやれ、と。
https://youtu.be/8sT-3yhrwO4?list=PLyawkFIWnO1OpLiCFiJIklA0KmMoN0gKr
公開された動画は音楽もカッコいい!