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心得その七〜楽曲製作ワークフロー!各論4.Maschineでメロディ作り〜

こんばんは、音楽機材師範じゃ。

 

今回はメロディじゃ!

前回の各論3でリズムトラックは出来上がったはずじゃ。

思いついたパターンは全て保存しておくように。

あとあとCubaseに取り込んだ後に、

思わぬ所で使い道が出てくるかもしれんからな。

 

さあ、メロディを作るのじゃ。

ここで必要となるのは音楽の才能と、センスじゃw

Maschine JAMが手元にあるのなら、最早楽器など弾けなくて結構。

メロディやコードを打ち込むのに、非常に強力な機能が入っておるのじゃ!

 

もしピアノやギターで曲作りが出来るのなら、基本的にはそれで良い。

しかし何十曲と同じ楽器で作るのはなかなか難しい事もある。

そのためにも、一度これから話す事を頭に入れておくのじゃ!

 

使うのはアルペジエイター、コード、スケール機能じゃ!

 

アルペジエイターというと、motifなどのハードシンセで有名じゃが、

MPCライクなノートリピートから、

コード演奏時の発音順やトリプレット、ベロシティも細かく設定できる。

 

コード機能は、Maschine JAMのパッドをひとつ押しただけで

気の利いたコードが、ジャーン!と演奏されるのじゃ。

 

スケール機能は、楽器が下手な者でも

『外す』ことなく演奏できるようにサポートしてくれるものじゃ。

 

Maschineの強力な所は、これら機能ひとつひとつではない。

3つの機能が簡単な操作でハードウェアからコントロールできる

という点じゃ!

 

具体的なメロディ打ち込みの手順

これはひとつの例じゃが、

3つを組み合わせて、以下のように進めるのじゃ!

 

  1. シンプルなコードを弾ける音色を読み込む
  2. コードモードの中の、コードセットを選択
  3. いろいろ鳴らしながらTYPEの中で好みのものを選択
  4. ジャーン!とやって、いくつかパターンを録音
  5. 同様にシンプルでコードを弾ける音色を別トラックにロード
  6. スケールモードで先ほどのコードTYPEと同じスケールを選択(メジャーならメジャースケール、マイナーならマイナースケール)
  7. アルペジエイターをオン、タイプを切り替えながら演奏
  8. 気に入ったらパターンに録音
  9. バーブとディレイを薄くかける

以上じゃ!

言葉で書くと分かりにくいが、音を出しながらじゃと

非常にストレス無くハードウェアから直感的に打ち込める。

まるで楽器演奏が巧くなったかの様で、非常に楽しいぞ。

 

メロディ打ち込みをパッド演奏で行う

ある程度慣れてきた者なら、コードセットは使い果たしてしまうかもしれん。

また、より楽器演奏のようにトラックを仕上げて行きたい者もおるはずじゃ。

 

そんなときは、コード機能を使う代わりに、

スケール機能をオンにして、3本指でパッド演奏する事をお勧めする。

以下がオススメの手順じゃ!

 

  1. スケールをドリアンに設定
  2. ルートを好みに設定
  3. 親指、ひとさし指、中指をパッドの縦列に添える
  4. 親指とひとさし指の間は1パッドあける
  5. 手の形は同じまま、パッドのいろいろな所を演奏

どうじゃ、それっぽくなったじゃろうw

文章では分かりにくいが、やっておることは非常に単純じゃ。

 

コードのトラックが出来たら、そのトラックをコピーして

アルペジエイターをオンにした上で同じように演奏すると

簡単にレイヤーサウンドができる。

その上でサンプルを交換していくと

新たなインスピレーションを得られるかもしれん。

 

個人的にはコードトラックを複製し、

1オクターブ上げてリバーブ、ディレイを深めにかけ

アルペジエイターをオンで演奏するのが好きじゃ。

急にそれっぽくなるからのw

 

 

長い文章を書いたが、既にMaschineを使っておる者には

当たり前すぎる内容じゃったかもしれん。

しかしこれから始めたいという者には、

Maschine JAM を使用すれば

本当に簡単で、楽しく、自分のメロディやコードを演奏できる

と強調しておきたい!

 

 

次回はもう少しチートを使って

ベースラインを作りたいと思う。

皆の者、刮目せよ!

 

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