音楽機材道場〜初心者から玄人まで 皆の者、これを買え!〜

DTM系機材に特化した(それしか知らない)師範のオススメ機材!

師範の購入前検討〜Roland SP-404 mk2〜

こんばんは、皆の者。

 

噂はまことであった。

 

師範は先日、興奮しつつあれこれ言っておったが

実際に今日正式発表され

冷静になってスペックを見てみると

 

これは古きと新しきを上手く取り入れた

名機となること請け負いじゃ。

 

早速じゃが、ポイントをまとめよう。

 

  1. 電池駆動、さらにUSB Cバスパワー
  2. エフェクトバス機能
  3. MIDIインアウト、USBクラスコンプラ
  4. そういえば12でなく16パッド
  5. リアルタイムでかんたんスライス

 

魅力的な新製品のスペックを見るのは、

説明書を読むのはウキウキするな。

 

しかしRoland、微妙に読みにくいWebマニュアルじゃな。。。

 

さて、ポイント1じゃ!

電池駆動は先代のSP-404も同様じゃな。

エ○ループなどで3.5時間駆動(マニュアルより)

これだけでもMPC liveのように持ち運んで

バシバシとパッドを叩けるが、

USB Cバスパワー対応ということは

世に溢れておるモバイルバッテリーで

恐らく長時間駆動させることが可能じゃ。

 

師範はステイホームで

自宅の中をうろつきまわるくらいじゃが

それでもこの機能はありがたい。

 

 

さて、ポイント2じゃ!

師範としては最高の買いポイントじゃ。

エフェクトのルーティング、バス機能じゃ。

 

これにより、このパッドのサンプルはドライで

このサンプル、トラックはエフェクトをかける

こう言ったことが可能になるのじゃ!

 

ここまで書いて、本当に21世紀なのか不安になるが

SP-404の世界では遂に搭載されることになった。

しかしdry/wetなどという女々しいパラメータは無い。

漢の楽器は、エフェクトをオンかオフの100か0かじゃ!(たぶんそうじゃ)

 

師範としてはウワモノのトラックに

バーブやらグリッチ系のエフェクトをかけ

ビートはドライかローファイで仕上げたい。

わざわざエフェクトごとにリサンプリングする

おおよそ300年前位の文明レベルと

おさらばできるのじゃ。

 

 

さて、ポイント3じゃ。

MIDIインアウト。

これは音楽機材数珠繋ぎ、小型機材の沼にハマった

そう、我々のような者にとって

SP-404mk2が機材の中心に据えられるということを意味しておる。

 

無論、何十年も前にMPCシリーズで可能じゃったが

MIDIさえあれば何でもできる、そんな皆の者の強い味方じゃ。

それ以外の16パッドレベル的な機能も含め

古き良きMPCに寄った感じもする。

 

また、USBクラスコンプライアントだそうじゃ。

iPhoneiPadと接続して

直接サンプリング、またパフォーマンスを録音

USB Cケーブル一本で何でもできる。

 

師範は手元のMV-1とSP-404mk2をMIDI接続し

SP-404mk2にUSBでミニ鍵盤MIDIコンを繋ぎ

ちっちゃいワークステーションを作るつもりじゃ。出来るんじゃろうか。

 

 

さて、ポイント4じゃ。

パッドが。。。増えとる。

往年のSP404が12パッドでmpc1000が16パッドだから

それだけの理由でmpc1000を買った若かりし頃の師範のことを思い出す。

しかし今回のSP-404mk2は16パッドじゃ。

SPのパッドはどれもヘナヘナじゃったが、MV-1が思わず良いパッドであったので

ついRolandに期待をしてしまう所じゃ。

 

しかも、サブパッドだけベロシティ対応と思いきや

16全てのパッドがベロシティ対応とな!

 

何度も言うが、本当に21世紀なのか?という疑問が出るが

SP404sxはそんなことも出来ずとも皆に愛されたのじゃな。

 

 

ポイント5じゃ!

さてこれはMASCHINEや MPC liveやMPC oneなど

最近のパッド系機材を持っておる皆の者には

親しみがあるかもしれんが、

サンプルを再生しながらパッドを叩いて

リアルタイムにスライスすることが可能じゃ!

サンプルのスライスすら覚束なかったSP404が

ここまで来たのじゃな。。。

これは実戦で使いまくる有用な機能じゃ。

 

 

まとめ

さて、ここまで書いて分かったかもしれんが

先代から進歩した点も、非常にローファイな内容じゃ。

ちっこい画面が付き、パッドがベロシティが付き、

エフェクトもルーティングしてMIDIもついとる。

 

もしかするとMASCHINEや最近のMPCからビートメイクを始めたものにとっては

何を今更と言われるかもしれん機能ばかりじゃ。

 

しかし、そこにSP-404mk2の良さがあると思う。

 

スマホDAWが扱える時代。

ハード機材も大型タッチパネルを備え

ビートメイクしている最中に

あれ、機材買わなくてもスマホで良かったんでは?

そんな寂しい考えが頭をよぎる。

 

悲しい経験があるのは、師範だけではないはずじゃ。

 

しかし!今回のSP-404mk2は

非常にセンス良く、今と昔のいいとこ取りをしてくれておる。

これは、まごうことなき楽器じゃ。

 

師範は結局MPC oneも購入したのじゃが、

MPC liveより専用ボタンが増えたとしても

ふと気づくとタッチパネルばかり触っており

スマホのアプリのような気がしてしまうことも

多少なりともあった。

 

しかしSP-404mk2は一筋縄にはいかない。

波形こそ画面表示されるようになったが

プラグインが刺さるとか、タッチパネル操作とか、

スマホやパソコンの延長にある機材ではない。

 

単体機材として完成された

楽器としてのSP404の正当進化じゃ。

 

無論、師範はすでに予約購入した。

こうなると発売日までが長く感じる。

 

日々の忙しさに、時間が飛ぶように過ぎると感じておったが、

11/19の発売日を、じっくりゆっくり

首を長くして待つとしよう。

 

また触った感触をレビューしていくことにする。

皆の者、刮目せよ!