心得その七〜楽曲製作ワークフロー!各論5.最速最短のベースライン作り〜
おはよう皆の者、音楽機材師範じゃ。
今回はベースラインじゃ!
皆の者のなかで、ベーシストの者は幸いじゃ。
ベースラインで悩まなくても良いんじゃからな。。
全くもってうらやましい。
師範は幼少の頃にピアノの手ほどきは受けたが、
少しほどけた程度で、あまり上手ではない。
クラシックを習っておった者にとってはリズムやベースなど
そもそも概念がないのじゃ。
リズムに関しては先の心得で説明した通り、
先人達の努力にオマージュを捧げれば良い。
そうでなくてもクオンタイズなどもあるしな。
しかしベースラインは別じゃ。
さすがにこれをMIDIデータをコピペでは、ちょっとな。。
尤も、vengeanceのサンプルをそのままイントロやベースラインに
使用した楽曲もいくつかあるがな。ボーンディスウェイとか。。
話が逸れたが、ベースラインじゃ!
師範にとってはベースラインを作る事は難しい。
そこで、最速最短で作るアイディアを紹介する!
以下が方法じゃ!
- コードやメロディで、メインになるパターンをMIDIでコピー
- コードの最下音の他はすべて削除
- 残ったノートを全選択し、1−2オクターブ下げる
- ベースのサンプルを入れ替えながら気に入ったものを探す
以上じゃ!
チート的ではあるが、音楽的に間違っておる事はしておらん!
もしもさらに面倒であれば
- 出来上がったベースのノートを全て、次の音に重なるまで伸ばす
- Maschineの発音モードをモノに、ポルタメントをオンに
- ベース音にMaschine内のコンプレッサーをかける
- コンプのサイドチェインをオン。キックのトラックに関連づける
- モコモコして粗が目立ちにくくなる
以上じゃ!
今回のテクニックはあくまでも
苦手なベースライン作りをそれっぽく誤摩化す
ためのものじゃ。
メロディやコード同様、楽曲製作に慣れてきたら
ぜひこだわって欲しいところじゃ。
しかし何度も言うようじゃが、
それなりに聞ける曲をいくつか最速最短で作る
ことで、自信と、楽曲製作の楽しさが得られる事じゃろう。
何事も、楽しく無ければ続かんのじゃ。
せっかく始めた音楽製作というものを、
楽しく、長く続けて行ってもらいたいと思っておる。
次回はMaschineで作ったクリップをCubaseに貼付けていき、
ようやく楽曲として完成形に近づけて行く。
皆の者、刮目せよ!
エフェクトのインサートはPCを見ながらならJAMでも可能
じゃが、ハードのみで完結したければMaschine mk3を隣に並べると
楽しさが増すぞ。財布と相談じゃ!