心得その七〜楽曲製作ワークフロー!総論、曲作りの方法。最短最速の聞くに堪える楽曲〜
久しぶりじゃな、皆の者。
音楽機材師範じゃ。
そろそろ皆の者の手元にも7つ道具が揃い、
それぞれの設定くらいは済んだ頃じゃと思う。
早い者はもう楽曲らしきものも出来てくる頃じゃろうな。
そこで問題が出てくる。
先にも書いた、聞くに堪えうる楽曲を作れるかどうかじゃ。
そして、楽曲製作の上達の為に、
製作を最速で行い、数を多く作る。
そのための師範の考えるワークフローをこれより記す!
皆の者、刮目せよ。
ワークフロー
- Cubaseを立ち上げ、その中でMaschineをロードする
- Maschineでvengeanceサンプルを読み込む
- リズムを作り、いくつかパターンを用意
- ウワモノ、ベースを打ち込む
- 各クリップをオーディオでCubaseに書き出し
- Cubaseでブロックのように組み合わせながら製作
- リアルタイム入力が済んだら各トラックにwavesをインサート
- バランスがだいたい良くなるまでCubaseのミキサーで調整
- マスタートラックにwavesとOzone elementsをインサート
- 終了!(何度も聞いて8と9を調整)
以上じゃ!!
こう書くとなんとも簡単そうじゃな。
そう、それなりに聞ける楽曲など簡単なのじゃ!
先にも書いたが、必要な事は最短距離でここまで至る事じゃ。
ここまで至れば、曲作りが非常に楽しくなる。
音圧が足りんとか、スカスカで誰にも聞かせられないとか
考えんで良くなる。
レシピ通りにやればそこそこ良くなるのは当然なのじゃ。
それを一度も作った事も無いのに
あれこれと個性を出そうとして失敗する。雑味が多くなる。
それこそが一番の遠回りじゃ!
まずは教わった通りに100曲作るのじゃ。
その後で気付いた事や、こうした方が好み、というものを
随時取り入れて行けばええ。
そうしたちょっとした工夫が、101曲目の楽曲を
良いものにしてくれるのじゃ。
これはどんな仕事をする上でも必要な事じゃな。
やや説教臭くなってしもうたが、
次回以降は各論として、
Maschineやサンプルの使用時に
さらに高速に、更に簡単に楽曲製作を行う為の
ポイントを伝えていくことにする。
皆の者、刮目せよ!