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DTM系機材に特化した(それしか知らない)師範のオススメ機材!

師範の機材自慢〜Wavestate③〜Korg Wavestate Modが凄い!

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こんばんは皆の者。

wavestate、非常に楽しいぞ。

 

何故か師範が触るとグラニュラーと言うか、

ピッチのあやふやな、やや悪趣味な音ばかりできてしまう。

 

ウェーブテーブルの様なサンプル集は膨大であるが、

だんだんとお気に入りのものが見つかってきたので

どんな音を作ってもオリジナリティの様なものが出てくる

 

これはデジタルシンセじゃが個性を出せるいいポイントじゃな。

 

 

さて今回はMOD機能の紹介じゃ。

 

ひたすらにこの楽しいシンセを愛でていたいところじゃったが、

MOD機能が余りに楽しいので皆に伝えようと筆をとったのじゃ。

 

 

フィジカルなハードウェアシンセの魅力は、

もちろんツマミを実際につまめるところじゃな。

 

ソフトシンセが安く、音が良くなってきたときに、

このままソフトをハードウェアにしてくれないものか

と願ったものじゃった。

 

その中に皆も誰しもが愛用したであろうシンセがある。

native instruments MASSIVEじゃ。

 

あれをはじめに触ったときは幸せじゃった。

複雑なモジュレーションを直感的にパッチングでき、

ソフト内の8つのツマミに沢山の機能と可変幅をアサインできる。

 

師範はめちゃくちゃにパッチングしまくった

プリセットを大量に作り、

novation nocturnでグリグリするのが

青春時代の思い出じゃった。

 

しかしそこで師範は

ソフトとハードの差を思い知ったものじゃった。

 

レイテンシーと、不安定になるパソコンの挙動じゃ。

 

楽しくなってきた矢先、

ツマミの反応が悪くなり、

CPUメーターは真紅にギラめき

そうしてDAWごと落ちる。

そういったことをよく経験したのじゃ。

 

各社DAWの成長で落ちることは減ったが、

その記憶は師範の頭に

モジュレーションをかけ過ぎるのは危険である

という思いを植え付けてしまったのじゃ。

DAWのオートメーションかけ過ぎも注意じゃな。

 

それが今回のWavestateじゃ!

 

いじめ抜いてやろうと

めちゃくちゃ多量に

音として成立しない程に

モジュレーションを掛けてみたが

動作は全く不安定にならず

多量のフィジカルなツマミをグリグリやりながら、

また今日も夜が更けていくのじゃ。

 

これはの、皆の者。

幸せというものじゃ。間違いなく。

 

 

特筆すべきはそのモジュレーションの組みやすさじゃ。

 

ディスプレイ右にMODボタンがあるじゃろう。

MOD+>キーで新規モジュレーションが準備され、

可変したいパラメータのノブを触る、

或いはenterを押すと最後に触ったパラメータが選択される。

その後にアサインしたいツマミを触る。

 

伝わるじゃろうか。

そう、これはソフトシンセなどで言う、MIDIラーンと全く同じじゃ。

 

MOD+>、ツマミ、ツマミ。

これだけ。

同じツマミで複数のパラメータをアサイン可能。

モジュレーションホイールにも

複数のパラメータを設定可能。

 

もうね、これは恍惚じゃ、皆の者。

なにせこれはハードウェアじゃ。

マウスなど不要じゃ。

 

 

あともう一つ語りたい。

MASSIVEが人気じゃった理由として、

モジュレーションのstepper

performer機能があったことが挙げられるじゃろう。

ダブステップskrillexのような音を求めて、

皆がYouTubeの音作り動画を参考にしたものじゃった。

 

あれ?あの機能を強力にしたのが

wave sequence2.0

ではないじゃろうか?

 

と気づいた頃にはもう遅い。

師範は分かってしまったのじゃ。

若かりし頃、MASSIVEのハードウェアが欲しい

というオタクな願いが

 

KORG Wavestateによって既に叶えられていたことに。

 

しかもウェーブテーブルの数はMASSIVEの比較ではなく、

MODのシーケンスではマイクロタイミングのようなものや、

abletonでいう"chance"パラメータのような複雑怪奇な物もお手の物じゃ。

 

開発陣よ。

師範と同じく、MASSIVE好きだったじゃろ。

エフェクトの目立つところに

wave shaperがあるのが何よりの証拠じゃ。

ありがとうございました。

 

 

兎にも角にもこのじゃじゃ馬シンセに師範は興奮気味じゃ。

 

プリセットの出音だけ言うと、

KRONOSのような良い音、芯のある音!と言うのではなく、

KROMEなどのレベルに似ておったので、

安いしこんな物じゃろうか。。。

とはじめに思ってしまった自分が憎い。

コンプやリバーブもレベルが高く、

キチンとエディットすれば使える良い音じゃ!

 

これだけ触りたくなるハードウェアシンセは久しぶりじゃ!

 

ひとつだけ悔やまれる点としては、

MODの対象にウェーブテーブル波形の切り替え自体を可変

することはできんと言うことじゃ。

KORGにはファームウェアのアップデートで、

是非ともMODでウェーブテーブル波形の種類自体を

可変できるようにして欲しい。

もちろんwave sequenceすれば良いのじゃが、

volca sampleのような事がしたいのじゃ!

期待しておるぞ天才集団KORGよ!

 

 

今後は他の機材も自慢(レビュー)させて頂くことにする。

しばらくはWavestateが続きそうではあるが。。。

皆の者、刮目せよ!

ほとんどの店が売り切れか。。予約必須!

 

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