師範の購入前検討〜Casio CT-S1000V
こんばんは皆の者。
世の中は本来であればNAMM showで盛り上がる季節じゃ。
しかしコロナの関係もあり、今年は1月には行われず、
予定では6月(これも感染状況を見ながら)に延期
だそうじゃ。
しかし、こんな中でも楽しいニュースはいくつかある。
例えばZOOMの次世代MTRのR20や
ベリンガーのTD-3MO
rolandのVRC-01 AeroCasterなど。
これだけ見るとRolandは昨今、配信関連へシフトしたのか
配信用の新製品に強力なものが目立つようじゃ。
ZOOMのMTRは発表された深夜に危うくポチりそうになったのじゃが
ここ最近では納期未定になっておるな。
SP404mk2も納期未定で2〜3ヶ月はかかるとの知らせもあったが、
コロナでのサプライチェーン毀損は未だ深刻じゃな。
まぁ乗用車の新車が半導体不足などで納期1〜2年待ちとのニュースもしておるので
あまり文句は言えん現状じゃな。
さて、ここ最近の師範の新製品ヒットは、
Casioのカシオトーン最新機種、
CT-S1000Vじゃ!!
正直なところ、シンセサイザーや音源の界隈では、
厳しい現状になっているのではないかと思うておる。
ZOOM製品はすごく好きなのじゃが、
R20をポチり損ねたのも、
物理ボタンやツマミだらけなら良かったものの
タッチパネルだと、これ、スマホで良いのでは?という
悲しい思い付きを消し去ることが出来んかったのじゃ。
最近のMPCシリーズしかり、国内シンセメーカー3社のフラグシップ機しかり、
タッチパネルを搭載するとできることは確かに増えるのじゃが、
触知性と言うのか、ブラインドタッチでカチカチとMTRやMPC1000などを
使い倒していた古き(?)良き時代が師範は忘れられんのじゃ。
また音源もスマホアプリが高音質化しDAWも普通に使えるようになり、
ハードウェアシンセサイザーを購入する理由が減ってきてしまった。
しかし今回、ここで登場したのがカシオトーンじゃ!
元々カシオは尖ったシンセサイザーを世に出していたが、
どちらかと言うと電子ピアノやキーボード関連の方が好調だったのでは無いじゃろうか。
XW-P1など、一台完結で音源沢山で良いシンセサイザーと思うのじゃが、その後は鍵盤付きのシンセサイザーは続かんかった。
今回発表されたCT-S1000Vはまた尖ったシンセサイザーじゃ。
同社のAiX音源による高品位な900音色のPCM系エンジンに加えて、
ボーカルシンセシスという、新しい音源を積んでおる。
声や歌を合成するのはボーカロイドで有名じゃが
リアルタイムで声色を変えるようなものでなく、
実在のボーカリストを再現するような事を目的にしているように思う。
そのため、ボーカルをシンセサイズすると言う意味ではCT-S1000Vは新しい。
歌詞などはスマホで打ち込み、本体に転送する。
転送後に鍵盤を弾くと、CT-S1000Vが歌ってくれる。
個人的にはボーカロイドの打ち込みより直感的で、
また、歌ものを作る場合はいつも持ち歩いとるスマホに
歌詞アイディアをメモするように専用アプリに入力して
帰宅後にCT-S1000Vに歌わせるという
何やらプロデューサー気分が味わえる仕様じゃ。
歌と言うと、もちろんボコーダーも捨てがたい。
しかしの、あれは鍵盤を弾くだけでなく、
歌わんといかんのじゃ。
当たり前だと思うじゃろうが、
例えば仕事帰りの夜のマンションや、
田舎でも深夜にプレイするには
小声だとしても厳しいのじゃ。
声色を変えたり大声で歌うのも、
ヘッドホンさえしておけば周りに迷惑はかけん。
恥ずかしい歌詞に自信なく小声で歌うような必要も無いのじゃ。
やや邪な理由で絶賛しておるが、
やはり人間の歌声のように
例えばアコースティックな楽曲での使用は厳しいじゃろう。
しかし打ち込み系や飛び道具としてなら、
むしろシンセくさい歌声はプラスに働く。
さらに小型で電池駆動、スピーカー付き!
価格は五万円!
これはキワモノ好きなら間違いない逸品じゃ!
キーボード 電子ピアノ CASIO CT-S1000V 61鍵盤 【カシオ CTS1000V Casiotone カシオトーン】【予約受付中:2022年3月1日発売予定】
ここまでで既に師範はCT-S1000Vをポチっとカートに入れておったが、
最後のひと押しじゃ。
歌詞入力は英語だけではなく、日本語でもOKじゃ!
何気にこれは画期的じゃと思う。
本当に日本に生まれて良かったと思った次第じゃ。
皆の者。
師範は既に購入した。
3/1に届いたなら、楽しく触ってレビューしたいと思う。
皆の者、刮目せよ!
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