音楽機材道場〜初心者から玄人まで 皆の者、これを買え!〜

DTM系機材に特化した(それしか知らない)師範のオススメ機材!

師範の機材自慢〜AIRA compact 場所も取らない!T-8 J-6 E-4〜

こんばんは。師範じゃ。

 

先日AIRA compact発表と同時にポチッとしたことは報告した通りじゃ。

 

さて、本日5/27に無事到着したぞ!

 

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なんとも可愛い、しかし質実剛健なパッケージ。

好感が持てるぞROLAND

 

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発売日に、ガジェット系シンセの開封の儀式を

三機種も同時に行うことができるとは。

 

幸せとはここにあったのじゃ。

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おまけもしっかり入っておった。

 

 

さて、T-8から触ってみたぞ。

本体にバッテリーが内蔵されておる。

スピーカーは内蔵型ではないので、ヘッドホンを繋ぎ、

いざスイッチオン!

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本当にポケットサイズで軽く、

ちょっと分厚くてプラスチックなiPad miniくらいのサイズか。

しかしiPad miniよりたぶん軽い。

 

ディスプレイは昔の機材のように四桁数字のみじゃ。

機能も多彩で、さぞ階層を入らないとエディット出来ないのじゃろうと思っておった。

とりあえずTRとTBの音が出れば十分じゃろうと。

 

しかし、思ったよりも操作系統は直感的で、ミュートやエフェクトセンドなどは

マニュアルを見んでも十分操作できる。

 

そしてこの出音!!

ついついボリュームを上げたくなる、クセになるTRのキックに、

オマケではなくしっかりとしたシンセとしてのTBサウンド

TBの打ち込みもキーボードでリアルタイムRECでき

非常に扱いやすく、あの音がこのサイズから出るのは感動ものじゃ!

 

本当にいい時代になったものじゃ。

これで二万円。間違いなく買いじゃ!

 

 

次にJ-6じゃ。

師範は正直なところ、あまりJUNOのアナログ音源はこだわりはなかったのじゃが、

聞いてビックリ、触ってオドロキ。

 

デカい木枠のはめ込まれた往年のハードウェアシンセから出る音が、

このサイズから出ておる。

iPadMOOGの音を出した時も違和感があったのじゃが、

このサイズからザラザラ、ギラギラ、深みのあるシンセパッドやコード音がするのは

本当に感動ものじゃ。

 

コード、スタイル、バリエーション機能を使えば

いわゆるEDMなバッキングは一瞬で作れてしまう。

これにフィルターとリバーブをじわじわツマミで操作すれば

オモチャの外観から、そこはもうフェスのようなビッグルーム系の音が広がる。

素晴らしい機材じゃ!

もしかすると三台の中でベストかもしれん。

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さて、残るはE-4じゃ。

これは正直なところ、今のところあまりピンと来ておらん。

夜遅くに奇声を発するわけにもいかず

パソコンでYouTubeの機材レビューを流し

その声をエフェクトかけてみたのじゃが、

何か飛び道具的な音しか今のところ出ておらん。

 

一台で使うのではなく、やはりJ-6含め

MIDIで繋いでこその機材なのかもしれぬ。

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ボーカルエフェクターを一つも持っていなければGOODじゃが、

せっかくのフェーダー、質感も良いのに

ピッチとフォルマントの0の位置にクリック感がなく、

ライブで操作するとボーカルがずっとピッチがずれてしまいそうな恐ろしさがある。

 

要研究じゃ!

 

とにかく三台も発売日に届いて師範は幸せじゃ。

SP-404mk2があまりに生産が遅れたのをROLANDも反省してくれたのじゃろうか。

 

素晴らしい機材をありがとう、ROLAND

これとヘッドホンだけで楽しく夜が過ごせそうじゃ。

これはコスパ含め素晴らしい機材じゃ。

皆の者、コレを買え!!
 

師範の購入前検討〜AIRA compact T-8 J-6 E-4〜

こんばんは、皆の者。

 

最近師範が思うことは、

 

どうした、Roland

調子良いじゃあないか。

 

ということじゃ。

 

なんとまあ魅力的な新商品が発表された。

AIRA compact というシリーズじゃ。

3機種が発表されたのじゃが、それぞれ

 

T-8 TRの音源にさらにTB303のおまけ付き、しかもACBモデリング

 

J-6 往年のJUNOサウンドモデリング、しかもコードシーケンサで簡単作曲!

 

E-4 VT-4と同様?のボーカルエフェクトに、さらにルーパー付き!

 

どれも魅力いっぱいじゃ!

 

特にT-8

ベリンガーもビックリな価格で、TRのドラムマシンの完全なモデリング

なぜくっ付けたのか分からない(褒めてる)TB303サウンド

これが2万円ちょっとで購入できるのじゃ。

これはの、皆の者。

ちょっとでも良識があるのであれば、買いじゃ。間違いない。

 

久しぶりのELEKTRON新製品に目新しさを感じずも、購入しようかと考えておったが

踏みとどまっておいてよかったと思う師範じゃ。

 

そこで迷うのは残りの2機種じゃ。

 

正直、普通のシンセのモデリングは飽きるくらい買ってきたが、

そこは最近のRoland、魅せ方が上手じゃ。

J-6は面白そうなコードシーケンサ付きで、MIDI outが付いておる。

もはや楽器を弾く練習が馬鹿馬鹿しくなるくらい、

楽にコード進行とバリエーションを作れそうじゃ。

デモのビデオを見て、注文を決めた。

 

そしてV-4じゃ。

これもtc  heliconのエフェクターを愛用する身としては、真新しさは感じない。

ボコーダーも、ハーモニーも、ルーパーも、

既存のエフェクターに入っておる。

しかしの、scatterがいい味を出してIDM専用機に見えるところや、

これもデモ演奏でJ-6のコードシーケンサでV-4のハーモニーを操作しておるのを見て

買い、と決まったのじゃ。楽しそう。

何気にこの機種が内蔵バッテリーで動く意味は大きいと思うのじゃ。

 

 

結果、全ての機種をポチっとしてしまったが、後悔はない。

何せ3体集めて6万円じゃ。

円高の今、ELEKTRON新製品は10万円、軒並み機材が値上げしていく中

1体2万円で恐ろしく楽しそうな機材が入手できるのじゃ。

 

どうせsp-404 mk2のように注文を、刹那の逡巡により遅れをとると

2〜3ヶ月待たされるのじゃろうから、すぐさま購入をオススメする。

 

師範はCTS1000VをV-4で歌わせることを心待ちにして今月末を待つことにする!

皆の者、買いじゃ!場所も取らん小型機材じゃ。

皆の者、コレを買え!

 

届いた後には新製品を並べてプレイし、レビューしたいと思うておる。

皆の者、刮目せよ!

師範の機材自慢〜これは正解!Roland FANTOM 06〜

 

皆の者。

師範じゃ。

 

今夜は師範のところにゲストが来てくれたぞ。

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幾度となく味わった開封の儀。

何度やってもいいものじゃな。

 

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でかい箱に本体薄い!

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お目見え!

 

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マニュアルが紙で分厚い冊子になっておって

好感度が高い。

ペラペラのリーフレットだけの機材が増えてしもうたからの。

 

寝ても覚めてもマニュアル本を読み込む楽しみを、ありがとうRoland

 

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電源投入はだいたい17秒!

すぐ音が出せる!

 

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dave smithのシンセのようなビカビカに光るモジュレーションホイール!

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パッドはパタパタという、いかにもベロシティ非対応な質感じゃ!

 

詳しくはまたレビューしたいのじゃが、

なんと、予想外に鍵盤が良い!

これなら06でなくて07でも良かった、と思わせられるしっとり系鍵盤じゃ。

 

いつもの廉価版キーボードのカタカタ鍵盤ではなく、FA-07とキーボードの間くらい?

悪くない質感じゃ。

 

とにかく触るところが多く、気づけばこんな時間じゃ!

 

師範はまだまだ楽しく触るでの。

皆の者、良いものじゃぞ!

 

改めて使い込んでレビューする。

皆の者、刮目せよ!

 

 

師範の購入前検討〜Roland Fantom 06 07 08 みんなで買おうYahooショッピング超P祭〜

こんばんは、師範じゃ。

 

今夜はまた、驚きのニュースが舞い込んで来た。

高価で庶民には関係ないと思われていた機材、Roland Fantom最新機種の廉価版。

その名もFantom 06/07/08じゃ!

 

Yahooショッピングはこちら↓

Roland Fantom 06

 

ユーザーインターフェースが改善

FANTOM-0シリーズとされるこの機材、先代のFA-06/07/08の失敗(?)を改善し

ユーザーインターフェースが恐ろしく改善されておる!

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FA-06/07/08では、シンセ音源のエディットをするのに、なぜかカーソルキーを連打し

ひとつずつパラメータを触る必要があった。

ツマミやボタンがあるのにもかかわらず、直感的に対応しておらんかったのじゃ。

 

しかし、このFANTOM-0シリーズ、画面の下のツマミはクリック式ロータリーエンコーダー

画面表示の位置とパラメータにいつも対応しているようなのじゃ!

 

これだけでハードウェア機材の強みであるエディットの速さと没入感が大きく変わるのじゃ。

みんな大好きRoland v-synthのような操作感ではないかと思っておる。

 

音源について

さて、音源はフラグシップのFantomをおおよそ引き継いだものになるようじゃ。

スーパーナチュラルにZenCoreに、正直どこに差があるのかよく分からん。

 

さらにSuperNATURAL Acoustic Piano搭載で、電子ピアノの代わりに購入も考えられるし

dawの音源としても、バンドやライブのお供としても非常に良さそうじゃ。

 

また驚くべきはエフェクトの同時使用の数で、16トラック全てに同時使用できる上に

インサートエフェクトも二系統、別で使用可能じゃ。

ドラム用にも6系統のエフェクト、さらにマスターエフェクトと、

ハードウェアで考えうる最高峰のルーティングが可能ではないじゃろうか。

 

いや、無論dawではエフェクトなど無限大なのじゃが、この絶妙な制限がインスピレーションを生むのじゃ。

よく使うアルゴリズムが決まってきて、それにひとつまみのエディット、

音色選択をしていくと、「オリジナリティのある音」を発するようになるのではないかと思う。

 

dawはどうも無機質な感じがあり、無数の音色やプラグイン、エフェクトにより

自分の音というものが固定しづらい気がするのじゃ。

 

ギタリストのエフェクトボードのように、限られた組み合わせで工夫を凝らすと、

不思議と音に自分らしさが生まれてくるものなのじゃ。

 

そうはいってもプリセットは完成度が高いと、ついついそのまま使用してしまうがの。

 

新しい機能について

面白い内容として、ステップLFOがある。

タッチパネルで楽々エディットできるステップごとに、複雑な波形をアサインして

ステップごとに激しいモジュレーションをかけられるというものじゃ。

 

古くはNI MassiveでEDMが流行った頃に多用されていたが、

マウスでポチポチやらんでも、タッチパネルと物理ボタン、ツマミでエディットできると

使用頻度が上がり、面白い音作りができそうじゃ。

 

さらにそこにサンプリング機能の増強がある。

詳しくは触れてみんと分かりにくいが、直感的に、深いエディットのできる

マニアックなサンプリングキーボードとしても使用できそうじゃ。

 

もちろんパッドもあり、なんちゃってSP404も可能じゃ。

 

他には、パネルに大量にあるボタンの中に、TR REC仕様のステップシーケンサーに特化した

ハードウェア16ボタンがあることもポイントが高い。しかも打ち込んだ内容の細かい修正は

ディスプレイでタッチパネルと、スマホのようなスワイプ操作で行えるようじゃ。

エフェクトやサンプリングを絡めると、ビートメイクが捗りそうじゃ!

 

シーケンサー自体も、なんちゃってableton liveのような、

ループベースの取り組みやすいものと、ピアノロールも用意されておる。

本当にトラックメイクをさせようと考え抜かれた構成じゃ。

 

驚きのコスパ

ここまで絶賛したが、今時点でハードウェア本体を触ったわけではない。

そのため、例えばツマミやボタンが思ったよりヘナヘナかもしれん。

またシンセキーボードもあまり期待はできんじゃろう。

 

しかし、これだけの内容で162,800円〜というのは驚きのコスパと言ってもいいじゃろう。

 

言うなればintegra-7並みに高品位な音源と、使いやすいシーケンサーサンプラー

無数のボタンとツマミ(フラグシップ機のようじゃ)による高い操作性

おまけに鍵盤も付いてくる!

 

これは皆のもの、間違いなく買い機材じゃ。

 

デメリットがあるとすると、CASIOのCTS1000Vを買ったばかりで

さらに61鍵盤も置くスペースが必要になるということくらいじゃ!

 

あとはツマミがそこそこ質がいいことを願いたい。

みんな大好きelektronのエンコーダーまでいかなくとも、

FA-06のすぐ故障するツマミを踏襲することはやめてほしい。

購入3日目で、触っておらんツマミが反応し始めたあの機材は、音源がいいのにイマイチじゃった。

 

とにかく師範は購入を決めたのじゃが、

あと迷うはどのサイズを買うか、と、いつのタイミングで買うか

くらいのものじゃ。

 

そこでYahooショッピングをみておると、ちょうど3/19にポイント祭りなるものがあるそうじゃ。

実質20%ほど割引が見込めるので、13万円を切るくらいの実質価格になりそうじゃ!

 

皆のもの、迷うでない。

共に買おう。

そして25日の発売日に届くことを祈ろう。

3/19になった瞬間に、Yahooショッピングにて、

皆のもの、コレを買え!!

Roland Fantom 06

師範の機材自慢〜CASIO CT-S1000V 到着レビュー〜

こんばんは、皆の者。

師範の手元に昨日、CASIOのニューシンセ、CT-S1000Vが無事到着したぞ!

 

SP-404mk2は未だに届かんが、発売日である3/1にちゃんと届くということの有り難みを感じておる。

 

まだ小一時間しか触っておらんが、皆の者、これは抜群に買いをオススメする機材じゃ!

 

質感について

まずは開封じゃ!

新品機材の醍醐味よ!

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箱もなかなかカッコいい!

 

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最近は軽いシンセも増えたが、これも例によらず片手で持てる重さじゃ。

 

一昔前はKORG X50が持ち運びには抜群じゃったが、ほぼ?同じ重さの4.7キロ。

学生さんにも持ち運びが楽でバンド活動が捗るぞ!

 

さて、次はボディやツマミについてじゃ。

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値段も値段なので、鍵盤タッチなどはあまり期待しておらんかったが、

CASIOのよくある箱型鍵盤の中では弾きやすい、

しかしタッチは非常に軽い鍵盤じゃ。

 

しかし低価格の他社シンセはプレイ中に鍵盤の間に爪や指が引っかかる感じがあるのじゃが、

箱型ではそんな事はなく、軽いタッチに慣れてしまえば弾きやすくも感じる。

白鍵も適度なザラザラ感のテクスチャーが施されており、ツルツル滑ることもない。

思っていたより悪くない、そんな印象じゃ!

 

次いで本体じゃが、これはやはりプラスチック感がある。

しかしスピーカーのグリル部分がメタルで出来ており、ひんやりとした手触りは思ったより高級感を感じるぞ!

ボディのプラスチックも安っぽすぎず、YAMAHAMOX系のような感じじゃろうか。

 

さて、ツマミじゃが、これはやはりトルク感がなく軽く、物足りなく感じる。

モジュレーションもツマミになっているという特殊な設計じゃが、これは国内他社シンセの方が慣れているためか弾きやすい。

カットオフのツマミは大型で触りやすいが、キーボードのボリュームツマミ、というような質感じゃ。

 

予想外なのがボタン類じゃ。

デザイン的にクリック感のあるポチポチというボタンと思っていたのじゃが、

フニフニであまり触り慣れない、クリック感のないボタンじゃ!

はじめこれを触った瞬間、ここのコストをケチるとは!と内心で残念じゃったのだが、

音色変更でジョグダイヤルを使うよりもボタンをよく使用する身としては、

音色を切り替えるボタンは多用するのでプレイしながらどんどん押せた方が良い。

そういう意味では音色切り替えを繰り返しても疲れないのと、押し間違いの少ない良いボタンかもしれん!

また鍵盤もそうじゃが、ボタンもカタカタ音がしにくく静かじゃ。

マンション暮らしで子供を寝かしてから鍵盤を弾いていた頃には、ボタンや鍵盤のタッチ音ですら夜中は気を遣っておったが、そういう意味でも安心じゃ!

日本の狭い住環境には有り難いかもしれん。

 

音色の確認で800回以上ボタンを押しながら鍵盤を弾き続けたが、たまに軽いタッチなので疲れることもなかった。

 

音について

さて、出音についてじゃ!

師範のようなマニアは、CT-S1000VのV部分、ボーカルシンセシスのためだけに購入したようなものなのじゃが。。

正直なところ、PCM部分のバランスの良さは嬉しい驚きじゃった!

 

iPadアプリなどの音がかなり高音質になった今では、いい音を得るのも簡単にはなったが、使いやすく取り回しのいい、弾くのが楽しい音色群じゃ。

RolandのPCM音源のような、いい意味であまり主張しない類の印象じゃが、たまに個性の強い音色もある。

もちろんフルエディットは出来ないのじゃが、プリセットのままで楽しい出音じゃ。

 

ピアノやエレピ、オルガン、ストリングス系がなかなか良いと感じたので、本当にバンドをする学生などにはとてもいい選択肢じゃと思う。

音色の面倒なエディットも不要で、電源を入れて5秒ほどで、本体内蔵スピーカーから音が出せるという軽快さ。

 

フルエディットをしたいなら小型のアナログシンセなどを一緒に持ち運べば良い。

ファーストシンセ(キーボード?)としても優秀じゃ。

そしてとにかく、本当にこの値段で良いのか不安になるほどの低価格!

新品で55000円、しかもオマケにBluetoothアダプターまで付いてくる。

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箱にも入って、バルク品の別売りBluetoothアダプターのようじゃ。

 

ファーストインプレッションまとめ

スピーカーで手軽に音を出せて、電池駆動でき、安いキーボードを、

と考えていた師範の前にちょうど現れたCT-S1000V。

マニアなボーカルシンセのために購入したが、まずはそれ以外の部分で十分に価値を感じた次第じゃ。

 

まだアプリを使っての歌詞入力は出来ておらんが、ボーカルシンセの方も、素晴らしい出来に感じる。

 

とにかく値段を考えてビックリ、ベリンガーもビックリな価格の61鍵盤軽量シンセ。



キーボード 電子ピアノ CASIO CT-S1000V 61鍵盤 【カシオ CTS1000V Casiotone カシオトーン】【予約受付中:2022年3月1日発売予定】


皆の者、置き場所さえ許すなら、または久しぶりに、または初めてキーボードを弾きたいと思ったならば、CT-S1000V。

皆の者、コレを買え!

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師範の購入前検討〜Casio CT-S1000V

こんばんは皆の者。

世の中は本来であればNAMM showで盛り上がる季節じゃ。

しかしコロナの関係もあり、今年は1月には行われず、

予定では6月(これも感染状況を見ながら)に延期

だそうじゃ。

 

しかし、こんな中でも楽しいニュースはいくつかある。

例えばZOOMの次世代MTRのR20や

ベリンガーのTD-3MO

rolandのVRC-01 AeroCasterなど。

 

これだけ見るとRolandは昨今、配信関連へシフトしたのか

配信用の新製品に強力なものが目立つようじゃ。

ZOOMのMTRは発表された深夜に危うくポチりそうになったのじゃが

ここ最近では納期未定になっておるな。

 

SP404mk2も納期未定で2〜3ヶ月はかかるとの知らせもあったが、

コロナでのサプライチェーン毀損は未だ深刻じゃな。

まぁ乗用車の新車が半導体不足などで納期1〜2年待ちとのニュースもしておるので

あまり文句は言えん現状じゃな。

 

さて、ここ最近の師範の新製品ヒットは、

Casioのカシオトーン最新機種、

CT-S1000Vじゃ!!

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正直なところ、シンセサイザーや音源の界隈では、

PCのみならずスマホタブレットがあまりに進化してしまい

この楽器や音源、スマホMIDIコンでいいのでは?という

厳しい現状になっているのではないかと思うておる。

 

ZOOM製品はすごく好きなのじゃが、

R20をポチり損ねたのも、

物理ボタンやツマミだらけなら良かったものの

タッチパネルだと、これ、スマホで良いのでは?という

悲しい思い付きを消し去ることが出来んかったのじゃ。

 

最近のMPCシリーズしかり、国内シンセメーカー3社のフラグシップ機しかり、

タッチパネルを搭載するとできることは確かに増えるのじゃが、

触知性と言うのか、ブラインドタッチでカチカチとMTRやMPC1000などを

使い倒していた古き(?)良き時代が師範は忘れられんのじゃ。

 

また音源もスマホアプリが高音質化しDAWも普通に使えるようになり、

ハードウェアシンセサイザーを購入する理由が減ってきてしまった。

 

しかし今回、ここで登場したのがカシオトーンじゃ!

元々カシオは尖ったシンセサイザーを世に出していたが、

どちらかと言うと電子ピアノやキーボード関連の方が好調だったのでは無いじゃろうか。

XW-P1など、一台完結で音源沢山で良いシンセサイザーと思うのじゃが、その後は鍵盤付きのシンセサイザーは続かんかった。

 

今回発表されたCT-S1000Vはまた尖ったシンセサイザーじゃ。

同社のAiX音源による高品位な900音色のPCM系エンジンに加えて、

ボーカルシンセシスという、新しい音源を積んでおる。

 

声や歌を合成するのはボーカロイドで有名じゃが

リアルタイムで声色を変えるようなものでなく、

実在のボーカリストを再現するような事を目的にしているように思う。

そのため、ボーカルをシンセサイズすると言う意味ではCT-S1000Vは新しい。

 

歌詞などはスマホで打ち込み、本体に転送する。

転送後に鍵盤を弾くと、CT-S1000Vが歌ってくれる。

個人的にはボーカロイドの打ち込みより直感的で、

また、歌ものを作る場合はいつも持ち歩いとるスマホ

歌詞アイディアをメモするように専用アプリに入力して

帰宅後にCT-S1000Vに歌わせるという

何やらプロデューサー気分が味わえる仕様じゃ。

 

歌と言うと、もちろんボコーダーも捨てがたい。

しかしの、あれは鍵盤を弾くだけでなく、

歌わんといかんのじゃ。

当たり前だと思うじゃろうが、

例えば仕事帰りの夜のマンションや、

田舎でも深夜にプレイするには

小声だとしても厳しいのじゃ。

 

ボーカルシンセシスならば、おそらくMIDI制御できるので

声色を変えたり大声で歌うのも、

ヘッドホンさえしておけば周りに迷惑はかけん。

恥ずかしい歌詞に自信なく小声で歌うような必要も無いのじゃ。

 

やや邪な理由で絶賛しておるが、

やはり人間の歌声のように

例えばアコースティックな楽曲での使用は厳しいじゃろう。

しかし打ち込み系や飛び道具としてなら、

むしろシンセくさい歌声はプラスに働く。

 

さらに小型で電池駆動、スピーカー付き!

価格は五万円!

これはキワモノ好きなら間違いない逸品じゃ!


キーボード 電子ピアノ CASIO CT-S1000V 61鍵盤 【カシオ CTS1000V Casiotone カシオトーン】【予約受付中:2022年3月1日発売予定】

ここまでで既に師範はCT-S1000Vをポチっとカートに入れておったが、

最後のひと押しじゃ。

歌詞入力は英語だけではなく、日本語でもOKじゃ!

何気にこれは画期的じゃと思う。

本当に日本に生まれて良かったと思った次第じゃ。

 

皆の者。

師範は既に購入した。

3/1に届いたなら、楽しく触ってレビューしたいと思う。

 

皆の者、刮目せよ!

カシオトーンCT-S1000V

↑ポイントたくさんPayPayモールでの購入

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悲報!Roland SP-404 mk2 すでに1ヶ月の出荷遅延のお知らせ

こんばんは、皆の者。

 

師範はあまりに悲しい現実に直面しておる。

1ヶ月先の発売日を前に予約したにも関わらず、

すでに出荷遅延の知らせが届いたのじゃ。

 

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基盤や半導体レアメタルなど

コロナ禍よりどの業界も部品がなく製造が出来なくなっているらしい。

 

そういえばElektron model cyclesも数ヶ月待たされたものじゃ。

 

ああ、すでにSP-404mk2の鎮座する場所まで確保したというのに!

 

しかし事情が事情であるため、師範も仕方なく自分を納得させているところじゃ。

…もし発売日に受け取れるショップがあるなら、師範にこっそりと教えておくれ。

 

 

SP-404mk2は、我々のクリスマスプレゼントになりそうじゃ!

刮目せよ、皆の者!